
商品開発における試作をする手法のことで、Rapid(敏速)にPrototyping(試作)するために光造形機や粉末焼結機などの大型3次元造形機や、小型で安価な3Dプリンタなどの機器を使用して造形モデルを作成します。
また、光造形機や粉末焼結機、3Dプリンタを総称してRP機(Rapid Prototyping機)と呼びます。
従来は粘度(クレイモデル)や木(モック)、量産材料を削る、研ぐなどの作業を経て試作品を制作していました。
手作業にあたる工程が多く、制作に時間や費用が掛かっていましたが、RP機の出現により設計やデザインの確認を容易に行うことができるようになりました。
大型な造形機は非常に高価なため、試作を仕事にする企業や一部の大手企業での導入にとどまっていましたが、近年、小型・低価格タイプのラピッドプロトタイピングが登場してきました。この小型かつ、低価格なプリンタを3Dプリンタという場合があります。
製造業を中心に3Dプリンタの普及急速に進み、様々な用途で使われているため、近年ではラピッドプロトタイピングより、3Dプリンタと呼ばれることも多いです。
これら、3Dプリンタの出現により自社内にて導入する企業が増えています。
それぞれイメージは、
『造形機』は業務用です。
購入後、大型の重機で設置して、マシンの性能を引き出す為の試験造形をするもので、購入から造形できるまで1週間はかかります。
『3Dプリンタ』は家庭用のパーソナルプリンタです。
購入後、部屋の空いているスペースに起き、コンセントに電源ケーブルを差し込んだ瞬間から使えるます。
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2015年 3月 18日
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2015年 3月 23日トラックバック:STLデータ
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